■開催日程
日時 2019年2月22日(金)19:30〜21:00※開場19:00、トーク終了後、サイン会あり
参加費用 イベント参加:1,000円/『ウイルスは悪者か』1冊付:2,300円
出演 ウイルスハンター・高田礼人さん、微生物ハンター・高井研さん
定員 40名
開催場所 株式会社ケンエレファント内「神保町大学」 東京都千代田区神田猿楽町2-1-14 A&Xビル4F(地図はこちら)
※チケットサービス「Yahoo! パスマーケット」を通じた決済となります。
■イベント概要
20数年前にエボラウイルスに出会い、まさにいまもエボラ出血熱のアウトブレイクが続くアフリカのコンゴでも研究を展開しているウイルス学者の高田礼人さん(参考リンク:NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」の高田さん特集回)。
昨年秋には、初の著者となる『ウイルスは悪者か―お侍先生のウイルス学講義』が刊行されました。高田さんの研究対象であるエボラウイルス、インフルエンザウイルスの感染の仕組みや、高田さんが世界各地で行ってきたフィールドワークの様子を描いた一冊です。
この本の刊行を記念して、このたびトークイベントを開催いたします。
今回、特別ゲストとしてJAMSTECで深海の微生物を研究されている高井研さんにお越しいただけることになりました。
実は高田さんと髙井さんは同世代であり、ともに最前線で研究をされながらプロジェクトをまとめ上げるリーダー職に就かれています。ニュースでもしばしば話題にのぼりますが、研究費を確保するのも大変な昨今(高田さんもクラウドファンディングでエボラ出血熱の治療薬開発のための資金を募集しています)、研究以外の面でも悩みは多いと聞きます。
当日はお二人の研究テーマについてはもちろんですが、研究者という生き方についてもお話しいただく予定です。ウイルスハンターと微生物ハンター、熱く、そして最高にかっこいいお二人のお話をどうぞご期待ください。
登壇者プロフィール
高田礼人(たかだ・あやと)
1968年東京都生まれ。北海道大学人獣共通感染症リサーチセンター教授。93年北海道大学獣医学部卒業、96年同大獣医学研究科修了、博士(獣医学)。97年同大獣医学研究科助手、2000年東京大学医科学研究所助手を経て、05年より現職。07年よりザンビア大学獣医学部客員教授、09年より米NIHロッキーマウンテン研究所の客員研究員。専門は獣医学、ウイルス学。エボラウイルスやインフルエンザウイルスなど、人獣共通感染症を引き起こすウイルスの伝播・感染メカニズム解明や診断・治療薬開発のための研究を行っている。ザンビア、コンゴ、モンゴル、インドネシアなど研究のフィールドは世界各地に及ぶ。剣道は小学生のときに始めた。好きなピアノ曲はショパンとドビュッシーとラベル。好物はツブ貝とカツオ(海鮮はなんでも好き)。好きな肉はタンとサガリと内臓全般。ビールはエビスか黒ラベル。タバコはピースライト。
高井研(たかい・けん)
1969年京都府生まれ。京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、科学技術振興事業団科学技術特別研究員などを経て、2014年から海洋研究開発機構(JAMSTEC)深海・地殻内生物圏研究分野の分野長などを務める。著書に『生命はなぜ生まれたのか』(幻冬舎新書)、『微生物ハンター、深海を行く』(イースト・プレス)、『生命の起源はどこまでわかったか――深海と宇宙から迫る』(編著)などがある。
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